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2017年 03月 17日
『絵巻水滸伝1巻 登場好漢』
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 “花和尚”魯智深(かおしょう ろちしん)


俗名・魯達(ろたつ)。延安府(現在の陝西省)の提轄(軍吏)であった魯達は、義侠心あふれる好男子でした。しかし、ある時、薄幸の女芸人・金翠蓮(きんすいれん)を救うため、図らずも犯罪者となってしまいます。やむなく延安を出奔した魯達は、やがて、不思議な縁に導かれるように五台山(現在の山西省)で出家します。
法名は“智深”、背中に僧侶らしからぬ見事な牡丹の刺青をしていたため、以後はあだ名を“花和尚”~入れ墨和尚~と呼ばれることになります。
義に厚く、酒と自由を愛する魯智深は、中国でも屈指の人気を誇る好漢です。
六十二斤の禅杖を自在に操る天衣無縫の快男児、“花和尚”魯智深は、ある時は風のごとく、ある時は炎のごとく、大宋国を暴れまわります。





『絵巻水滸伝』書籍版の全十巻は絶版となっていますが、正子公也オフィシャルショップで新品を購入することができます(残部僅少!)。
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by suiko108blog | 2017-03-17 00:00 | 絵巻水滸伝のススメ | Comments(2)
Commented by 雲海 at 2017-03-17 21:57 x
こんばんわ。
この記事懐かしいですねぇ。もう何年になるでしょうか。
さて、第二部 第71回 浪子 前篇
再読させていただきました。三人の子供たち・・・あの当時読んでいても、誰かすぐに分かりました。この子らとともに再び梁山泊に誘われる・・・。読んでいてとても新鮮でした。
校正を見つけました(もう直ってしまってるのでしょうか)
生意気だが、妙な憎めない小坊主だった。→生意気だが、妙に憎めない小坊主だった。

“黒剣”は男は碗の水を捨て、→“黒剣”と呼ばれた男は碗の水を捨て、(もしくは)“黒剣”は碗の水を捨て、

馬の肩あたりに浅く斬り切りつけた。→馬の肩あたりに浅く斬りつけた。

擦れ違 いざまさっと放って馬の首に巻き付けた。→擦れ違 いざまにさっと放って馬の首に巻き付けた。

「それっぽっちの人数で、俺たちの勝てると思っているのか」→「それっぽっちの人数で、俺たちに勝てると思っているのか」

大きな椅子に座っり、→大きな椅子に座り、

供には柴進、史進、穆弘、魯智深、武松、朱仝、劉唐、戴 宗、燕青、李逵の十一人が→十人が
(供だけの数ですと十人、宋江も入れれば十一人)
Commented by suiko108blog at 2017-03-18 09:23
> 雲海さん
おはようございます!
この記事は、2006年12月のものなんですよ。あれから10年!
梁山泊の好漢たちも、読んでいる我々も、ずいぶんと遠くに来てしまいました……。
杓児は元気にしているでしょうか。

さて!いつも校正ありがとうございます!
編集・校閲不在の絵巻水滸伝は、兄弟たちだけが頼りです……!


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