2011年 01月 24日
『絵巻水滸伝』ハイライト(98)
『絵巻水滸伝 第7巻〜軍神独歌行』ハイライト(10)

 西から来た軍人たちは、開封の人々が長いあいだ忘れていた、戦場の風をまとっていた。一糸乱れぬその歩み、整然と並ぶ隊列、その陣頭に立つ将こそが、“双鞭”呼延灼──高唐州を蹂躪した賊を平らげるため、急遽、都に召還された男であった。
b0145843_2331542.jpg
 壮年の大柄な男で、顔には二筋の傷がある。眉が太く、眼光は鋭く揺るぎない。馬上で前を見据えている横顔には、それだけで人を圧する威風があった。
b0145843_23314531.jpg



絵巻水滸伝(第7巻)(第五十回 襲来より)
[PR]

by suiko108blog | 2011-01-24 01:10 | 絵巻水滸伝のススメ | Comments(0)


<< 『絵巻水滸伝』ハイライト(99)      『絵巻水滸伝』ハイライト(97) >>